2020.6.16

宮崎市賃貸住宅市場におけるコロナの影響とその対策

宮崎市内に置いては、現在17名の感染者数全員すでに退院しています。)非常事態宣言の解除を受け、他県(東京、大阪、福岡など)に比べ若年層を中心に楽観的なマインドと感じられるます。

 実際当社でも年齢層の高い層を対象にする事業部(売買部門)は影響は少なからずあったが、賃貸などの比較的若い層を対象にする事業部では来店数は若干減少したが、予想を上回るほどの大きな影響は見られなかった。

 しかし、来店(人と対峙)する行動はより消極的になっていると思われ、その影響が多少なりとも今年の繁忙期に影響したことは間違いない。さらにこの影響は続くと思われ、部屋を斡旋する賃貸仲介の事業モデルにまで影響を与える状況になる。よって宮崎におけるコロナ感染の影響は軽微で終わったとしてもお部屋の探し方が変わってくる可能性は否めない為、今回の対策を継続して続ける必要があります。

 この賃貸市場の環境下でコロナは逆にチャンスになりうる。ネット、優位性がたかくなる。だからこそ今のチャンスを活かして参ります。

 

■賃貸市場への考えられる影響

①引っ越し数の減少

  ⇒節約志向が高まり、引っ越しの減少。(我慢できるものは我慢する)

②給与の低下・・・ ⇒ 低賃料への引っ越し増。
③部屋の探し方の変化(非対面による賃貸借契約の増加)
④WEB上の情報での物件選定率の増加(写真、動画、VR)
⑥売却件数の増加

  ⇒入居率の低下、家賃収入の低下による。
⑦売却件数の増加による高利回り物件の増加=売買価格の低下?
※リーマンショック時の事例を・・利回り13~15%が市場の主流だった。

 

■③部屋の探し方の変化(非対面による賃貸借契約の増加)

WEB(賃貸住宅のHPなど。)での部屋を探し始める方は、全体の約90%を超え、その中の約70%の方は、部屋を決めて来店する。既に非対面で部屋を決めている方が多くなってきているが、コロナの影響で更に非対面での部屋探しは加速すると予測できる。

・動画で部屋探し。

・VRで部屋探し(VR=バーチャルリアリティー)

・セルフ内覧(営業マン不要のご自身で現地チェック)

・自宅で内覧(営業マンとの現場中継による内覧)

等、不動産営業マンの役割が大きく変わってくるのは間違いないと思う。

 

■管理会社としての役割を今一度考えなおすことが重要

弊社も管理会社として創業30年が経ち、多くのオーナー様の支えのおかげで、事業を継続することが出来ましたが、今後、賃貸経営者のニーズを的確に把握し、それに対するサービスの提供を行うことが使命であります。

 

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